前回の記事で、メジャーリーガーのダルビッシュ選手がYouTuberデビューしたと書いたが、プロのサッカー選手でもYouTuberデビューしていた人物がいることが分かった。
その人物とは、元スペイン代表のMFで、現在ベティスに所属しているホアキン・サンチェス選手だ。
同選手は2016年8月8日にYouTubeに公式チャンネルを開設している。
2017年7月28日現在、登録者数8万6千人、総視聴回数は200万回を超えてる。
▼始めた理由について
同氏は初めに投稿した動画で公式チャンネルを開設した理由を、下記のようにコメントしている。
「僕の生活や逸話を語るためにチャンネルを開設した。君たちがしなければいけないのは、チャンネルを登録することだ。これから語っていくことを聞き逃さないためにね」
確かにプロのスポーツ選手の生活や自ら語るストーリにはファンとしては興味が尽きないであろう。
実際、別の動画では“ホアキンの50のこと”と題して、好きな食べ物や自身の癖について話していて、ファンを楽しませる内容になっている。
参考記事:あの元スペイン代表アタッカーが“ユーチューバー”に! 公式チャンネルを開設!
▼スポーツ選手に求められる今後のテーマ
昨年8月から開設された同氏の公式チャンネルだが、現在の状況をみてみると、最後に動画をアップしたのが、2016年11月24日で、約8ヶ月も前ということが分かった。
これまでアップした動画も7本と約半年前に始めたダルビッシュ選手のアップした動画より既に少ないという現状だ。(ダルビッシュ選手は2017年7月28日時点で、11本の動画をアップしている。)
当然、本業であるプロサッカー選手として多忙であることは想像されるが、当初公式チャンネルを開設した理由からすると、ファンからは少し残念な気持ちになる現状かもしれない。
スポーツ界において、選手がYouTuberとして自ら情報を発信していくことにはものすごい価値があると感じているが、YouTubeで稼ぐことが目的ではないプロ選手からすると、情報を定期的に発信し続けるということはなかなか容易なことではないのであろう。
今後は開設後どのような情報を、どのくらいの頻度で発信していくのか、継続的に情報を発信し続けていくことがスポーツ界におけるYouTuberとして1つの大きなテーマになりそうである。