【地方創生シリーズ①】SNSを使った町おこしが国を活性化させる

地方都市にとって、大きな話題の一つが「町おこし」である。
政府は「地方創生」をスローガンとし、様々な取り組みを行っている。
「地域が元気になれば、日本が元気になる」
国にとっても極めて重要な課題なのだ。

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▼これまでに行なわれてきた、「町おこし」の試み

「地方を盛り上げよう!」
その目的のもと、いわゆる「B級グルメ」や「ゆるキャラ」などといった
様々なアイデアが実行されてきたが、その全てが成功したわけではもちろん無い。

↑B級グルメNo.1を決める「B-1グランプリ」

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▼ゆるキャラブーム到来!…しかし??

特にゆるキャラは一時期ブームになったが、一度流行を迎えるということはキャラの数も膨大に増えてしまうという問題を抱えている。結果、出番を失ってしまいなかなか効果が出ないというケースも多い

関連記事: 町おこしのはずが・・・全然仕事がないゆるキャラたちが増えている

▼SNSから始まる「町おこし」

そこで最近取り上げられることが多い話題の一つが
インフルエンサー
を使った手法である。

今や若者の間では既存メディアよりも信頼できるインフルエンサーが地方の様子を伝えることで
新しい魅力や価値を発信するきっかけを生み出すことが可能となる。
都心部と情報をつなぐという役割も果たせることになり、
インフルエンサーを支持する者(おそらく若者だ)も、地方により興味を持つことになることだろう。

この効果はただ単に橋渡しをするだけでは終わらない。
情報が拡散されてゆく中で、その地方の問題を解消するような新たなムーブメントに発展することも起きるだろう。
ここまで来ると、もはやただのコンテンツ配信という範囲を超えてくる。
国の経済を活性化することにもつながるし、地方で働きたいという人も出てくるかもしれない。

関連記事: 就活うつで苦しむくらいなら「地域おこし協力隊」になろう!

石川県の能登市は、Instagramをうまく活用している一例だ。
#のっとぐらむ
のハッシュタグをつけて投稿することで、抽選で地元の特産品が当たる。

関連記事: 能登町はインスタグラムで町おこし

地方というローテクと、SNSというハイテクを結びつけること。
そこには、新しいビジネスの可能性が眠っていると言えるのかもしれない。

↑56万回再生された、宮崎県日向市PR動画

↑地方でビジネス展開をするという選択肢も

 

▼次回は…?

バズるコンテンツを生み出す際の発想の一つである
「意外な組み合わせ」について
実際の例を元に紹介してゆきたい。

 

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